こんにちは、はるです。
「ツイート2.3個みていいなと思ったら、フォローをお願いします」
この1文をプロフに入れるだけで
フォロワーさんが増えるのだそうです。
(自分で検証したことなくてごめんなさい。)
見たことありますか?
誰が考えたのか、すごく秀逸だなって思ってます。
というのも、
たったの1文で4つほど心理トリックや
行動を促す要素が詰め込まれているなと思ってます。
そもそもなんで、フォロワーさん増えるのでしょう?
考えたことありますか?
まさに「なぜ」というところに答えがあります。
今回この理由について発信してる人を
見たことがないのでテーマにしてみました。
“なぜ”を考えるのって
すっごく大事なんです。
一番大事なことが見えてきます。
流行り廃りに惑わされないノウハウを
作れるようにもなります。
逆にこの思考がないと次々に
ノウハウを漁るために出費を重ねてしまう…
ってことになりたくないですし、
これを読んでくれている方にも
そうなってほしくないです。
考え方のヒントとして
ぜひ読んでみてくださいね。
1.4つの心理トリック
では早速種明かししてしまいます。
①具体的な指示で行動を促す
②フットインザドア
③ベンジャミンフランクリン
④判断軸のすり替え
①具体的な指示で行動を促す
これはそのままですね。
人って想像以上に動かない生き物なんです。
だから“行動を促す”だけで結果も全く変わってきます。
ただ、ここで一つポイントになっているのは
「ツイートを2.3個読んで」
っていうところです。
人間の脳みそはとにかくサボろうとするんです。
なので
「フォローしてください」
だけだと何を基準に判断したらいいのかわからない。
「ツイートを読んで」っていう具体的な指示が
あることで行動しやすくしてるんです。
相手にしっかり行動、実践してもらいたい時
一つずつ丁寧に説明する、
とか
ステップバイステップにして
わかりやすくしてあげると
行動してもらいやすくなります。
ちなみに、心理効果は弱いのですが
2つのお願いを入れ込むことで
脳みそが混乱して受け入れやすくなる。
というのがあります。
これも
・ツイートを見る
・フォローする
2つの依頼が入ってますね。
「電気消してきて」
よりも
「寝室にいって電気消してきて」
と言ったほうが依頼を受け入れてもらいやすくなります。
②フットインザドア
小さいお願いごとからだんだん大きなおねがいにしお願いにしていくと
受け入れやすくなる心理効果です。
わかりやすいので恋愛で例えますね。
初めて会った人にいきなり
「住所教えて」
って言われたら
怖っ!ってなりません?
「今度ディズニー一緒に行こうよ!」
とか。
いやいやいや…この人危ないかもってフェードアウトしますね。
ライン教えて
↓
電話番号おしえて
↓
住所教えて
って順を踏んでいけば教えてくれる可能性が高いですよね。ディズニーの場合も。
お茶しよう
↓
飲みに行こう
↓
映画行こう
↓
ディズニー行こう
ですよね?
(さすがにちゃんと付き合わないと
ディズニーは行ってもらえないと思いますが。)
で、これを実はやってるんです。
・ツイートを見る
・フォローする
この2つの行動のハードルの高さって
ツイートを見る<フォローする
ですよね。
ちゃっかり2つのステップ踏んで壁を超えてます。
③ ベンジャミンフランクリン
相手のお願いを聞き入れると好意を
持ってしまうのだとか。
詳しい解説はしませんが、
嫌いな人のお願いはきかないので
お願いを聞き入れたということは、
この人のことを好きなんだ!
って行動に心が合わせようとする心理です。
高校生の時こんなことがありました。
「ノート見せてもらってもいい?」
唐突にクラスの男の子に話しかけられました。
出席番号こそ前後だけど
全く話したことのない男子。
「え!!いいよ」
咄嗟に応じるものの頭の中ハテナだらけ。
(なんで私なんだ?
クラスイチの居眠り隊長の私のノート見て
メリットあるのかな?)
程なくして
「ありがとう」
そこに返ってきたノートには
メッセージが…
あるわけもなく終わりました。
しかも!その後卒業から今に至るまで
その子との接触なし!
なんだったんだろう。
謎に包まれたままです。
だけど確実にその子に親近感が湧きました。
ちょっと気になる存在になったんですね。
まぁ、何もなかったけど。
おもしろいですよね。
頼まれた側の私が確実に好意を持ちました。
さて、本題に戻ります。
ツイートを読んでくれた時点で
一つのお願いを聞き入れてます。
ここまできたらあとは
フォローの壁を超えるのも
容易くなってます。
④判断軸のすり替え
これはちょっとわかりづらいのですが。
まず、プロフを見た時点で
”フォローしようかな?”
って悩んでいる状況。
”ツイートを見て”
このフレーズで
”ツイートを見てみようかな”
って判断の軸が変わってますね。
最初に悩んでいた選択肢から
すり替えられてるんです。
ちょっとわかりにくいので例を出します。
想像してみてください。
あなたはお買い物で服屋さんに来ています。
いい感じのシャツがあったので試着中です。
(割といい感じだけど、どうしようかな)
お店の人「いかがでしょうか?とてもお似合いですね!」
(うーん、どうしようかな)
お店の人「違うお色味もあるんですよ。こちらも着てみますか?」
==別の色試着中==
(あ、こっちの色の方がいいかも。)
お店の人「いかがですか?どちらの方が良いですか?」
.
.
.
.
.
はい!
どうですか?
”買おうかな”って悩んでいたのが
”どっちの色にしようかな”
ってなってます。
こんな風に判断軸を変えることで
ちょっとした誘導が
できてしまうんですね。
日常でも知らないうちに相手の策略に
ハマってるかもしれません。
と、ここまでがトリックの
種明かしでした。
さて、これらの
心理トリックをどう活かすのか
ですよね。
次でお話ししていきます。
2.ビジネスへの活かし方
結論、すべて販売に活かせます。
①具体的な行動で促す
例えば
具体的な購入フローを示しておく。
っていう使い方が出来ます。
購入までの間に”わからない”が
発生すると離脱される可能性が高くなります。
購入までの流れや購入後に
不安が残らないように
具体的に書いておく。
ことで離脱を防ぐことが出来ます。
あとはやっぱり
「背中を押す」
はっきり行動を促したほうがいいです。
今すぐやるように1文追加する。
この一言があるかないかで、
ほんっとーに変わります。
②フットインザドア
これは当たり前のように使われてます。
特に高額商品。
家とかいきなり即決で買いませんよね。
パンフレット、チラシを配って
展示場でモデルハウス見てもらって
本物の物件見て
購入
ってステップをふんでもらう。
(お試しお泊まりもやってるところもあります)
ネットでも
無料でコンテンツ配って
低単価の商品買ってもらって
中単価の商品、
高単価商品って
ステップアップしていきます。
いきなりこの値段の商品は
買ってもらえないかも
と思ったら
買ってもらえるように
段階を踏んでいくんですね。
2ステップマーケティング
とも言います。
③ベンジャミンフランクリン
アンケートに回答してもらったり
なにか労力をかけてもらうんですね。
ただ、しょっぱなからあまり労力の
かかるものはやってもらえないので
これも簡単なものから。
ポイントとしては相手にもメリットを持たせてあげること。
リツイートしてくれた方はお礼にリツイートしますとか。
プレゼントコンテンツをあげるとか。
①と②も組み合わせられますよね。
お願い事をステップ化して具体的にすると
行動しやすいですし、
はじめてのお願い事はすごく簡単に。
そのハードルを越えてくれたらもう一歩。
という感じで。
応用できますね。
④判断軸のすり替え
例にも出てきたように
プランや商品をいくつか用意して
選べるようにしておくという方法が使えますね。
プランをいくつか用意しておくのは他にも
効果があります。
例えば
500円と700円の
ランチメニュー2つだと
値段で比較されやすく500円の方を
買われる可能性が高くなります。
これが
500円 700円 1200円
のランチメニューがあったら
品質にも関心がいきやすく、
真ん中価格が1番売れやすくなるんですね。
3つあると真ん中を
取りたくなるのが人間の心理なんです。
おもしろいですよね。
気づかないうちに誘導されてます。
こんな風に
「ツイート見ていいなと思ったらフォローお願いします」
という一つのテクニックでも
”なぜ”を考えるだけいろんなことが
でてきました。
応用もできてしまいました。
ノウハウやテクニックが
なぜ効果があるのか?
考えると倍以上の学びになりますよ。
思考力も鍛えながら
頑張っていきましょ。
ではでは、
最後までお読み頂きありがとうございました!
はる
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